精油を深く考察する勉強会に参加しました。
テーマは、種子から採油する精油について深堀するものでした。
種子から採油する精油の中には、不名誉な属名がつけられているものもあります。
不名誉な属名が付いているのは、コリアンダーです。
ラテン語名、Ⅽoriandrum sativum(コリアンドル・サティウム)
coriandrumは、ラテン語でコリアンドロ属の植物を意味していますが、ギリシア語のkoriannonからきていて、そのもとになっているのがギリシア語のkorisという虫だといわれています。
これこそ、異臭がする虫の匂いと名前からも推察できるということです。
勉強の中で、コリアンダーの主要成分はd‐リナロールで疲労回復に働くといわれ、自分がこの香りにひかれるときは疲労がたまっている時かもしれないとも思いました。
このほかに、α‐ピネンも含まれ、体全体にも働きかけてくれる香りです。
何だか、選びたい時の自分の様子がわかる気がしました。
学ぶ中で、星座との関係性も話していますが、コリアンダーについてはさそり座の影響についても考察してみました。
自分があれこれとある集中したいことがある中で、選別していきたい、一点集中するためのバックアップになるかもねと話しました。
わかりやすく言うなら、推し活もこの人とか、このアーティストとか、わたしの場合は「ダマスクローズ」ですね。
コリアンダーが必要な理由は分かった気がします。
でも、異臭がする虫という名前の名誉回復をしてあげたい気持ちになります。
だった、この日創り上げたブレンドはそれこそ、推し活にまい進する甘美な香りになったからです。